「 こんなんでいいんで、 アイデアは手で描いてみましょうか 」
地域に、 デザインのリカレント教育を進めています。

ワーカーさんが取り組んでいる実践課題へのアドバイスを、Webでライブ配信
テレワークという方法で、 地方で暮らしながら新しい働き方に挑戦する住民ワーカーの育成に、 美専がリカレント教育力を発揮。 地域でデザインの学びが進行中です。
長野県北佐久郡立科町は、企業進出と雇用創出を掛け合わせた立科町の"社会福祉型テレワーク事業"に取り組んでいます。その中で、デザインの仕事を希望するワーカーの方々のために、美専の出番となりました。2019年から開始し、2020年の今も発展的に継続しています。やりたい仕事を地方で、そのためのデザイン教育なら長野美術専門学校で、となったわけです。
魅力度ランキングも上位の長野にいながら、デザインの仕事に携わる。また、都会から移住して新しい働き方、そして豊かな暮らしを実現する。クリエイティブが、そんな社会形成の追い風になっているのを実感します。

立科 Work Life 長野県北佐久郡立科町のテレワーク推進サイト
〜 令和1年度(2019-20年) 〜
グラフィックデザインの講義と演習を中心にして
DTPスキルの学びも含む、約半年間の教程です。
轟久志先生—ビジュアルデザイン科3年制学科長の講座(上の写真)
地域の現場主義に徹っした、デザインの必要性自体からの、いわば根っ子からの仕事の流儀を伝授。
相澤徳行先生—ビジュアルデザイン科2年制学科長の講座(下の写真)
自身のデザインセンスを披露しながら、技術的な講義も。
〜 令和2年度(2020-21年) 〜
新型コロナの感染対策もあって、テレラーニングで行なっています。
「デザインワークへのアドバイスを中心とした実践型研修」とし、
ワーカー受講者それぞれが取り組む課題へのアドバイスを行っています。
自身へのアドバイスはもちろん
他の人の取り組みの実践からも学べる仕掛け。
松本直樹先生—副校長と、本藤佳代子先生—プロジェクトデザイン工科学科長の講座(上の写真)
ライブ配信での個別相談。このワーカーさんは、イラストの仕事を目指しています。
山﨑澄子先生—グラフィックデザイン・DTP等担当講師も加わった講座(下の写真)
順番でそのケースごとに相談を受けるかたちで行ない、その様子を全員で共有する学びを進めます。
長野県北佐久郡立科町では、「社会福祉型テレワーク」の実装をめざして
多様な住民が働ける機会を創る「雇用創出型テレワーク」と
自然豊かな環境に来ていただいて
新しい働き方を実現する「企業進出型テレワーク」に取り組んで
中山間地の新しい働き方を提案しています。
立科 Work Lifeサイトから抜粋