OG銀座、OBお寺。 アートワークの便りです。 【卒業生のこの頃ーその4】

画家川村さんからの展覧会開催の便り
母校に次々と寄せられる卒業生の活躍。その一つは8月、恩師と東京銀座で2人展開催の2015年卒OG、川村翠さん。
もう一つは9月、お寺の本堂でのアートパフォーマンスの1996年卒OB、渡邊忠さん。
美専には卒業生の熱気が注がれ続けています。
恩師に伴われての銀座画廊デビュー、川村翠。
川村さんは、建築関連の会社に勤めながらの画家。高校時代にこの道を志すきっかけとなった恩師で画家の野坂衣織先生との師弟展。 東京銀座開催のプレッシャーに密度の高い創作で挑み、今後の手応えを掴んだ。
新聞報道もされ、師弟展に注目が
恩師との2人展「深海」が開かれたのは、銀座のギャラリー 「AND LINKS81」。
川村さんは水面の反射を幾何学的な図形で表わし、下から湧き上がってくる流れを描いた作品などを展示した。
新聞記事には、「目の肥えた方の多い場所での今回の経験をいい刺激に」との恩師の期待が寄せられている。
世界に己を貫く、渡邊忠。
渡邊さんは、パフォーマンスアートを中心に据えながら、国際的に活躍を続けるアーティスト。今回は中野の寺院「龍源寺」で9月に展開。 渡邊さんの表現テーマ「Enpty」が禅寺との荘厳な共鳴を果たした。新聞やテレビなどの報道にも話題を振りまきました。
本堂で、バスタブを用いたパフォーマンスに向かう渡邊さん
今回の展示会では本堂でのライブパフォーマンスもあり、渡邊さんの本領発揮。
分厚い歴史を持つ、美しい龍源寺の本堂。掲げた巨大な平面作品や、据え置かれたオブジェと共に異様な空間をつくり出していた。
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