課外活動が、卒業生の活動が、報道ラッシュの8月。
この8月は課外活動の新聞報道が、サイネージウォール(ホールの壁一面の大掲示板)をにぎわす。
課外でも自主的に活動、"街とつながる美専"の理念を学生が実践しています。これはもう、学びかたの改革。この夏、美専生の主体的な学びが地域の注目を集めました。
夏期は社会との連携の機会が多いこともあって、画一的な一斉休業の「夏休み」が美専にはありません。代わりにこの期間を夏期授業期間とし、学生は自分の履修計画によってそれぞれが1ヶ月分の休みとります。これはこの期間に社会との連携の機会が多いためで、各ゼミ(本年は、各ラインごとに7つのゼミ)では実践的な学習に取りかかります。いわゆる「ゼミ期」がはじまる修学期です。美専の課程は自由度が高い分、学生には主体的な態度が求められますが、そこはさすが美専生、ゼミの学びの他に課外でも自主的に街とつながり、自身の学びにしています。このような学びかたに注目が集まらないわけがなく、今、報道ラッシュを向かえています
市街の通りに高齢者用の椅子をデザインした美専生の活動の報道 長野市第三地区住民地区協議会の地区の通りに高齢者用の休憩椅子設置活動に、美術研究部(課外活動)がデザインで協力。溝口空河部長率いる部員がデザイン、ペインティング、コーティングして完成。記事になった溝口部長のコメントからは、街とつながるクリエイティブの学びが伝わってきます。
長野市七二会の歴史や名所を紹介する紙芝居をづくりの報道 こちらもこれも美術研究部が市民協働サポートセンターの要請に応えた活動。長野市七二会の歴史や名所を紹介する紙芝居を作り、「まちむら交流会」で発表を目指します。
商店街の活性化させる方法を探る商店会連合会との意見交換の報道 ビジュアルデザイン科の美専生が他の大学生等とともに、まちを活性化する方法を探る商工会との意見交換会に参加しました。
〜 卒業生の活動も報道 〜
グラフィックデザイナーの六川智博さんがユニークなアートブックを出版した報道 何かと話題になる卒業生が、今度はオリジナルキャラクターのカッパ「ケロくん」と「キュウリくん」のアートブックを自費出版し、注目を集めています。六川さんは、アド・イシグロという看板などのサイン製作会社でデザイナーの仕事をしています。 rokuart /六川智博 BASEページへ
人気上昇中!デジタル切り絵の金井昌未さんが美専ギャラリーで個展開催の記事
美専ギャラリーにデジタル切り絵が再登場、今度は作品販売も行いました。大勢のファンが観覧のみならず、お気に入りを手に入れるために訪れました。金井さんは作品をSNSで公開し続けるなどで、独自の表現が次第に人気を高め、最近ではミュージックビデオのアートワークも手がけるなど、ブームが広がっています。
I don't wanna let you go /鈴木ナオミ
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