デザインは目的のためのもの。
シンボルマークは、子育て政策の実を結ぶか。
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財団理事長の西澤雅樹長野市副市長から、表彰を受けるビジュアルデザイン科3年次の田仲詩月さん。
長野市が設立した「こども財団」のシンボル(マークとロゴタイプ)に、美専生のデザインが選定されました。
商標登録も済ませ正式に制定されたオンリーワンのシンボルデザイン、公共のクリエイティブ資産です。
一般財団法人「ながのこども財団」は、長野市の放課後こども総合プランの運営を2024年4月から担っている組織です。シンボルマークは応募作の中から校内選考を経て絞られた案の中から、6月に田仲さんのデザインに決まりました。
放課後子ども総合プランは、すべての児童が放課後等を安心・安全に過ごし、多様な体験・活動を行うことができるよう、文部科学省と厚生労働省が協力し、総合的な放課後対策を推進するもので、全国の市町村が実施しています。
デザインは目的のためにされるもの、下の報道にもあるように、自身の経験も踏まえて社会課題をよく理解したことがこの結果につながったのでしょう。
市長応接室での表彰、報道各社の取材をうけるも、翌日は卒業式。
財団理事長の西澤雅樹長野市副市長から表彰やねぎらいを受けた後、テレビ局や新聞社の取材にこたえました。(上の写真)
田仲さんは、実は翌日に卒業式をひかえたビジュアルデザイン科3年制学科の3年次生。晴れがましい日の連続で、美専生としての日々の幕を降ろしたのでした。