やっぱりアートか。

壁に展示された課題規定「レリーフ」の、一つの解釈
ファインアートラインは基礎履修期に、何を学ぶのか? 教室風景は、ギャラリーに展示しながらその場で制作しているかのようだ。
やりたいことは簡単には決めない。規定された課題をどう考えるのか、そこから見えてくるやりたいことは? 自分が取り組むべきこととは?可能性満タンの学生だからこそ、やりたいことをさえぎらない、でもやることはなかなか決めさせない。 そんなねらいのファインアートラインの基礎履修期が始まっています。 アートを模索する教員、学生の奮闘からどんなものが生まれ出るのだろう。 習作を教室に展示していけば、同じ課題でも学生が形づくったものは各々異なり、その多様さを見れば思考がさらに深まる。 そうやってインプット、アウトプットを反すうしながら次の課題へと進む。 こうした純粋芸術らしい学びの初動からは、好ましい成果を予感せざるを得えません。
教室に展示された習作 課題への取り組み結果を教室に展示していく、その中で次の課題に取り組む。ファインアートの教室はギャラリーでありアトリエでもあるクリエイティビティの触発環境だ。
アカデミックな学びに導かれた課題への取り組み
この時期に何をやることが必要なのかをひもといた教員の板書と、学生が取り組む「手」の塑像。