探す、試す、 やっぱりキソ。
基礎履修期が佳境・・・その③
幾多の成果を上げて来たアーティストとのやりとりは金言。
「描きたい」から出発して、表現をグッと広げる。
ファインアートラインのアトリエワーク。何を、どんなふうに、そして何故?と自問しながら方法を変えながら手を動かし、その表出を確かめる。塊(かたまり)は、描いただけじゃわからないから粘土で像を造りボリュームを足し引きしてみる。多色の扱いに向けて3色だけで描いてみる。アウトラインより濃さを求めて線を重ねてみる。
表現を模索するファインアートの基礎履修も、やっぱり修行だ。
ドローイングの考え方を広くするこんな線描も。
像を実在させていく。手を通してボリュームを確かめる。
一つずつ、一歩ずつアートを模索。
この取り組みがどこへつながるのか、手応えを確かめながら試し試し進むベーシックワーク。ここでは何かが確実に育っている。