CAMPUS LIFE

キャンパスライフ

デザインとアートのど真ん中、美専。
デザイナー校長  VS  アーティスト副校長 【校長編】

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校長先生が美専のオリジナルフォント"Bisen Sans"をデザインした

小林勝彦校長は、長野に「CreativeFact」というデザイン会社も構え自身もデザイナー現役。 地域にあって、地元のみならず関東や関西都心部の仕事にも取り組みデザインワークを追求している。 奇しくも松本副校長はアーティスト。デザイン、アート、このど真ん中に美専はある。

実力派デザイナーの先生方が揃う美専は、そもそものデザイン教育機関。 当然のことながら卒業生デザイナーも多く排出してきた。ましてや校長先生は現役のデザイナーだからデザインワークの本質へのこだわりが強い。 副校長先生をはじめとしたアーティストの先生方との共存の環境は、まさにクリエイティブ教育のメッカだ。

美専のオリジナルフォントBisenSans

美専ノベルティ 美専オリジナルフォント"Bisen Sans"は小林校長のデザインワーク
校長先生が自らデザインした"Bisen Sans"は、キャンパスのサインデザインやノベルティグッズなどに用いられ、美専のイメージ統一に一役かっている。

未来のこどもラボ2019

廃校舎での"未来のこどもラボ"、これもデザインワーク
飯綱町旧牟礼西小学校の校舎跡を活用した"未来のこどもラボ"の立ち上げ。こどもたちのクリエイティブ体験を、こども達にふさわしい環境で行なうことで地域に新しい循環を期待した。 このような仕事も、目的のためにさまざまな物事をまとめる包括的なデザインワークだ。
未来のこどもラボ  >


「副校長先生、やっぱりデザインだね。」

小林勝彦 長野美術専門学校 校長 小林 勝彦(略歴) 1953年、長野県生まれ。ある海外のプロダクトデザイナーが日本を訪れた時に「デザインはコンテクストだ」と言っていたが、 デザインワークを捉えるキーワードとして、折々に思い出している。 学生には偏狭な考えに陥ることなく、本来の捉え方でデザインの現場に立って欲しいと願っている。 私自身のデザインワークにおいては、個別のビジュアルづくりと包括的な場づくりの垣根を設けず取り組んでいるが、これをデザイナーとしての成長と自負している。 1976年、多摩美術大学芸術学部デザイン科卒後、日本デザインセンター入社、TOYOTA自動車の広告、カタログ制作などを主に担当。 1985年長野美術専門学校入職。現在は、個人事務所デザイン・ウィズミーから発展させたクリエイティブファクト(デザイン会社)を経営。 2005年長野美術専門学校校長就任。長野県専修学校各種学校連合会理事長。JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)会員。 デザイン職と教育職を両立している。

松本直樹 長野美術専門学校 副校長 松本直樹(略歴) 1982年、長野県生まれ。美術家。2015年よりアーティスト・コレクティブ "ミルク倉庫+ココナッツ" メンバー、2018年より長野美術専門学校副校長。 ある事象(作品やプロジェクトなど)の成立には、混線する様々な文脈間の調停が必要で、これは必ず「技術化」できうる(翻れば、事象の強度は、複数に渡る意味の幅である)、 というのが信条。2004年東京芸術大学絵画科油画専攻卒業。2007年 東京芸術大学大学院美術研究絵画科修士課程修了。主な個展に、2017年「ナガノオルタナティブ 松本直樹展」(FLATFILE SLASH倉庫ギャラリー,長野市]など、 コレクティブの活動として、2022年、国際芸術祭「あいち2022」(愛知芸術文化センターほか, 愛知)、2021年「ab-sence/ac-ceptance 不在の観測」(岐阜県美術館, 岐阜市)などがある。

「いやいや、美専はアートもデザインもです。」


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