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美専生の人権ポスターで、長野県が国から表彰を!

美専生の人権ポスターで、長野県が国から表彰を!

法務大臣賞を受賞したポスターと内山彩夏さん(長野県法務局で)

「なんの線引き?」これは、法務大臣賞に輝いた人権ポスターのキャッチフレーズ。
12年間の長野県との連携が、この発想で脚光を浴びました。

長野県と連携協定を結び行なってきた人権ポスタープロジェクトからは、毎年十数点のポスターが誕生していますが、令和7年度の「人権啓発資料法務大臣表彰」において、ポスター部門の優秀賞を受賞しました。受賞作は、靴と鞄、そして道に引かれた一本の線の写真から、就職に関わる部落差別(同和問題)を端的に表現したポスター。
このことで、長野県が国から表彰を受け、長野美術専門学校と、このポスターをデザインしたビジュアルデザイン科3年制学科2年次の内山彩夏さんが、長野県から知事感謝状をいただきました。
※履修科目:平成6年度同学科1年次「デザインラインゼミ【寺島克己ゼミ】

法務大臣賞の人権ポスター

出身にかかわる就職差別への視点を表現した"人権ポスター"

受賞理由にみる、デザインの良質性とは
法務大臣賞の受賞理由には、「シンプルなデザインながらも印象的なキャッチフレーズが目を引き、本ポスターを見た者に部落差別(同和問題)について知り、考えるきっかけを与えるような効果的で良質なデザインとなっている。」とあります。 そこに記されているのは、見る人が立ち止まる時間が生まれたということでした。
デザインの課題は、問題を説明することではなく、その問題に限りなく近づくことにあります。決まった見方のままでは、近づくことはできません。視点が転換する、そのとき、近づいている。そのかたちは、見る人の内側にも生まれます。
今回の受賞作からは、そうしたデザインワークへの態度を感じ取ることができます。

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